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建築設計職のリアル:意匠設計と構造設計、それぞれのキャリアと転職の選択肢を徹底解説!

記事まとめ(要約)

  • 一般的に設計職は、『意匠設計』を指す
  • キャリアアップには、国家資格を取得すると有利
  • 設計職の転職市場は活況を呈している

建築業界の中でも設計職は、クリエイティブと技術の融合が求められる、非常に専門性の高い職種です。中でも「意匠設計と「構造設計」は、建物を形づくる上で最も重要な役割を担っています。しかし、両者の違いやキャリアパス、必要な資格や転職の実態については、現場以外ではあまり語られることがありません。

本記事では、設計職のポジションに興味がある方、これからキャリアチェンジを考えている方、あるいは意匠設計や構造設計のどちらが自分に合っているか迷っている方に向けて、それぞれの職種の特徴や市場ニーズを徹底的に解説していきます。

この記事の編集者
梶井 龍一郎

建キャリNEXT シニアコンサルタント
梶井 龍一郎

大学を卒業後、企画営業に従事
転職し20年以上人材業界に携わる。
現在は技術者をメインとしたキャリアサポートと人材教育を10年以上行っており、
累計6,000人以上の転職支援をサポートしている。
東京都出身、二児の父。

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目次

・建築設計職とは?意匠設計と構造設計の違い ・設計職に関係する資格とは? ・意匠・構造設計のキャリアパスと働き方の違い ・設計職の転職事情:今なぜニーズがあるのか?

建築設計職とは?意匠設計と構造設計の違い

建築設計職は、単に図面を引くだけの職業ではありません。施主の理想を形にし、社会や地域に対して新しい価値を創出する、極めて創造性と技術性が求められる仕事です。都市のスカイラインを彩る超高層ビル、暮らしやすい住宅地、耐震性に優れた公共施設など、現代社会に必要とされる空間は、すべて設計職によって形づくられています。

その中でも建築設計の業務は大きく「意匠設計」と「構造設計」に分かれます。いずれも建築物を成立させるうえで不可欠な存在でありながら、担当する領域や求められる能力、仕事のスタイルは大きく異なります。

意匠設計とは

意匠設計は、建物の外観・空間構成・使い勝手などを設計する仕事です。施主の要望を反映しながら、周辺環境や法令、コストとのバランスを考え、建築の「見た目と機能性」をデザインします。

クリエイティブ性が重視される分野であり、商業施設・集合住宅・公共施設など幅広い用途に対応します。CADやBIMなどの設計ツールの活用が不可欠で、ヒアリング力・プレゼン力も求められます。

構造設計とは

構造設計は、建物を地震・風・重力などの外力に耐えられる構造にするための設計です。意匠が描いた空間を「現実に建てられる形に落とし込む」のが構造設計の役割です。

計算力や物理・数学の理解が求められ、RC(鉄筋コンクリート)、S(鉄骨)、SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)などの構造形式に応じて部材の寸法や接合部を決定します。目立たない仕事ですが、構造設計がなければ建物は建ちません。

設計職に関係する資格とは?

意匠設計・構造設計のどちらを選ぶにしても、キャリアアップには国家資格を取得すると有利です。

特に関係する資格を2つご紹介します。

一級建築士

設計業務における最上位資格であり、意匠設計職にとっては必須レベルの資格です。設計事務所・組織設計事務所・ハウスメーカーなど、多くの企業で要件とされており、取得によって年収アップ・管理職への昇進などの道が開けます。

構造設計一級建築士

構造設計者向けの専門資格で、構造計算適合判定が必要な大型建築物の設計を行う際に必要とされます。取得者は全国でも1万人未満(建築士会連合会調べ)とされ、希少価値が高く、専門性が重視される分野です。

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意匠・構造設計のキャリアパスと働き方の違い

意匠設計のキャリア例

  • ・【設計事務所・ゼネコン】 設計担当 → 主任設計士 → 意匠責任者・設計部長
  • プロポーザル対応や施主対応 → プレゼン力・調整力の評価
  • 独立してアトリエ事務所開設、コンペ応募、海外案件参加なども

意匠設計は「作品性」と「プロジェクト管理能力」が求められ、華やかさの一方で残業も多くなりがちな傾向があります。

構造設計のキャリア例

  • ・【構造設計事務所】 構造設計担当 → 構造設計主任 → チーフ構造設計士
  • 構造解析・耐震補強・免震設計など技術特化
  • 大学や研究機関との共同研究や講師業に進む人も

構造設計は論理性・専門性が重視される職種で、派手さはないものの、再現性のある技術職として長く安定して活躍できる点が特徴です。

設計職の転職事情:今なぜニーズがあるのか?

近年、設計職の転職市場は活況を呈しています。
理由として:

  • 都市再開発やインフラ更新が加速し、建築需要が底堅い
  • DX・BIM導入で若手の設計職ニーズが高まっている
  • 高齢化によるベテラン設計士の引退が相次ぎ、世代交代が必要

また意匠・構造設計ともに、ゼネコンやディベロッパーの設計部門、地方公共団体、設計監理職、さらには海外設計事務所への転職事例も増えています。

特にBIMやRevitの操作スキル、英語・中国語・韓国語などの語学力を持つ人材は海外・外資系案件での需要も高く、年収800万円以上の求人も珍しくありません。

参考:日建学院|建築士の平均年収は低い?一級建築士と二級建築士でどのくらい違うの?

まとめ・総括

意匠設計も構造設計も、建物に命を吹き込む重要な職能です。クリエイティブな表現を重視する人は意匠設計、物理的・構造的安定性を追求したい人は構造設計と、自分の適性を見極めることが重要です。

いずれの職種でも、設計実務の経験+資格が転職・キャリアアップの鍵となります。特に構造設計は慢性的な人材不足が続いており、数年で市場価値が大きく上がる可能性があります。

今後はBIMの普及・建築の脱炭素化・災害対策技術の進化に伴い、設計職の役割と価値はさらに高まると予測されています。

理想のキャリアを築くためにも、日々の経験と資格取得を積み重ね、「建築の根幹を支える」設計職としての誇りを持って次のステージへ進んでいきましょう。

就職でのキャリア相談、経験・資格を活かした転職を検討される方は、ぜひ弊社にご相談くださいませ。

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